現在の日本では不登校の親御さんに対して

 

・「待ちましょう」

・「心のエネルギーが溜まれば動けるようになります」

・「子どもの意思を尊重することが大切です」

 

といったアドバイスを行うことがほとんどです。

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不登校の対応で待つことは必要ですし、自発的な意思はもちろん尊重されなければいけません。

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しかし、待っていた結果小学生が中学生になり、中学生が高校生になり、高校生が年齢だけ大人になり、引きこもりやニートと呼ばれるようになるケースが後を絶ちません。

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子どもの意思を尊重することは本当に大切です。

しかし、一度の失敗もなく大人になった人間などいないのです。

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『尊重』という言葉の響きに頼り、子どもに今後何十年と続く人生のかじ取りを任せるのは大人としての責任放棄ではないでしょうか。

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私はカウンセラーの前に、まず一人の大人として画一的な対応に終わっている不登校のお子さんを​、その親御さんを救いたいと願っています。