復学までにかかる期間
- 2023年4月18日
- 読了時間: 6分
更新日:2023年4月21日
✓本記事を書いているのは『こまち先生』こと不登校解決支援センターRay代表理事の辻です。

・(一社)家庭教育支援センターペアレンツキャンプにて、東京支部室長を拝命。
・家庭教育アドバイザー、復学支援カウンセラーとして親子関係の改善や復学支援に従事。
・SNSでは『こまち先生』として活動し、総view数は60万を突破!
2月以降不登校となり、支援を開始したお子さんが新学期から続々と復学しています!
今日までに6人が新たに学校への一歩を踏み出し、いずれのケースも大きな問題なく順調に登校を続けています。
今回は不登校状態から復学に至るまでの期間についてご紹介していきます!

▼この記事を読んでわかること
復学期間の平均
支援手法によって異なる復学期間
ご自身の目的にあった手段を選ぶ
復学期間の平均
まず初めにですが、すべてのケースに当てはまる一律の復学期間というものはありません。
不登校に至った経緯や家庭の背景、年齢、性別により期間は変わるからです。
それでも過去のケースを総ざらいし平均期間を割り出すと、RAYではおよそ1ヶ月から2ヶ月で復学が果たされています。
公的機関等では復学まで半年から1年以上かかるとしているところもありますが、こちらは月に一回しかカウンセリングの機会が得られないといった事情もあるため、怠慢ではなく制度的に時間がかかってしまうことが多いためです。
しかし、仕方ない面があるとはいえ不登校期間が長くなることはそのまま復学率の低下にもつながります。
過去の事例を確認しても不登校期間3か月のお子さんと1年のお子さんでは圧倒的に前者の解決率が高いといえます。
また、逆に復学まで1ヵ月を切っている支援機関もあります。
親御さんとしては一秒でも早い復学を望まれていると思いますので、ニーズを叶えるという面では重宝されています。
しかし、あまりにも早い復学はお子さんの自発的な意思を無視している可能性があり、復学を第三者に任せきりになるケースも多いため親御さんの学びや経験につながりません。
不登校の課題は少なからず家庭環境による要因が関わっているため、環境が変わっていないのに復学だけを急ぐと不登校の再発や親子関係に決定的な溝を生んでしまうことがあります。

支援手法によって異なる復学期間
今回は公的機関や病院で行われている支援ではなく民間機関に絞って手法をご紹介していきます。
ホームページやお問い合わせだけではわからないことも多いでしょうから、支援を選ぶ際の参考にしてみてください。
支援機関によって考え方は様々ですが、概ね下記のような手法を主体としてカウンセリングを行っていることがほとんどです。
・間接的なカウンセリング主体型
・直接的なカウンセリング主体型
・家庭教師的対応主体型
それではひとつずつ見ていきましょう。
・間接的なカウンセリング主体型
こちらは支援機関に所属する担当のカウンセラーに対し電話やメールなどを使って連絡を取るタイプのカウンセリングです。週1回~3回のお電話などで近々の状況を把握し、親御さんに対して家庭で不登校を乗り越えるためのアドバイスやカウンセリングを行います。
家庭に直接介入することはなく、あくまで親御さんを介した間接的なカウンセリングによりお子さんへ影響を与えていくことを主体とする手法です。
親御さん自身が支援機関の手法を理解する必要があるため、初期はカウンセラーからのレクチャーやアセスメントを受けることが多く、開始から2~3週間程度はそのための期間に充てられます。
そのため、必然的に復学までの期間が少しかかることになる場合が多く支援開始から2か月から3か月後に復学に至っているケースが最も多いようです。
期間はかかりますが親御さん自身が手法を学ぶことになるため、不登校の再発や予防に有効であるといえるでしょう。
・直接的なカウンセリング主体型
こちらはいわゆるスクールカウンセリングや病院で行われる来談型カウンセリングとは異なり、子どもがその場に行く必要のないカウンセリング手法です。
専門のカウンセラーがご自宅に訪問し、家や部屋を出ることのできないお子さんに直接カウンセリングを行います。
家族だけでは打つ手のなくなった状況に対し、第三者が介入することで不登校の原因や解決のための糸口を一緒に探します。
カウンセリングだけではなくコーチングなどの専門的技術を用いてお子さんの心をケアしていくため、親御さんによる対応だけでは動けなかったケースでも復学に導くことが可能です。
支援者による直接的なカウンセリングにより復学を目指すことができるため、介入から1ヵ月程度で復学を果たすことができます。
※支援機関によっては1週間から10日程度で復学できることを掲げていますが、子どもの自発的意思を無視した脅しのような手法を使っている機関もあります。
自発的な意思の伴わない復学はその後継続登校ができなくなるだけでなく、親子関係に決定的な溝を生むケースが多いです。
・家庭教師的対応主体型
こちらは復学支援と銘を打っていても、内情的には学習支援であることがほとんどです。
支援者が家庭に訪問してお子さんの学習の手助けをしたり、オンラインによって講師が個別塾のような講座を行ってくれます。
復学を主な目的とはしていませんが、学力の向上によって副産物的に復学を果たすケースもあります。
支援者側からお子さんに対し「学校へ戻ろう」というアプローチは行わないため、復学が果たされる場合でも4か月から半年ほどかかるケースが多いようです。
親御さんにとっての直接的な学びはほぼありませんが、子どもの自発的な意思の伴う登校は安定することが多く、再発率は低くなっているとみられます。
ご自身の目的にあった支援を選ぶ
いかがでしたでしょうか。
一口に民間の復学支援と言っても手法は様々です。
・親御さんとしての学びを重視し不登校の再発や予防までを見据えて復学支援を受けるのか
・専門家の介入により一刻も早い復学を目指すのか
・復学は副産物でも構わないのでまずは学力を確保したいのか
親御さん自身の目的にあった支援を選ぶようにしてください。
もちろん支援機関によっては上記の支援手法をハイブリットにした複合的な支援を行っているところもあります。
RAYの場合は親御さんへの間接的なカウンセリングとお子さんへの直接的なカウンセリングをハイブリットした支援が特徴です。
直接的なカウンセリングを望まない親御さんには間接的なカウンセリングのみを行う支援も行っております。
不登校の支援に限った話ではありませんが、どんな支援を選ぶにしても親御さんがまず納得して始められることが大切です。
納得できない考えに押し切られるようにして始まった支援は往々にして時間の無駄となってしまう場合が多く、いままでそういったご相談もたくさん受けてきました。
特に最初期ほどご自身の中にある『違和感』を大切にしてくださいね。
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