不登校中の友達関係はあった方が良いか
- 2023年4月26日
- 読了時間: 4分
✓本記事を書いているのは『こまち先生』こと不登校解決支援センターRay代表理事の辻です。

・(一社)家庭教育支援センターペアレンツキャンプにて、東京支部室長を歴任。
・家庭教育アドバイザー、復学支援カウンセラーとして親子関係の改善や復学支援に従事。
・SNSでは『こまち先生』として活動し、総view数は60万を突破!

▼この記事を読んでわかること
不登校中の友達関係はあったほうが良いか
例外ケース
繋がれないときの対策
不登校中の友達関係はあったほうが良いか
まず結論ですが、友達関係はあったほうが良いと断言できます。
これは復学を目指す場合、目指さない場合に限らず間違いないでしょう。
学校にいかないとどうしても人間関係が希薄になりやすく、1人の世界に閉じこもってしまう子がたくさん居ます。
もちろん1人でゆっくり考える時間も大切なのですが、往々にして1人で悶々と考えた末に出る結論は極端なことが多いものです。
特にネガティブになっているときの極端な考えは自分や周りを不幸にすることも多いです。
そんなときに同年代の友達と話す機会があればそれだけで思考は柔軟化し、ネガティブなループから抜け出すきっかけにもなります。
これは仮に友達に対して不登校についての具体的な相談をしていなくてもです。
他愛のない会話や遊びの時間を一緒に過ごすだけでも脳が活性化し、思考力が上がることが様々な研究で証明されています。
しかし、基本的にあった方が良い友達関係ですがいくつかの例外もあります。

例外ケース
その最たるものが『本人が望んでいない』ケースです。
学校に行っていない期間が長くなると真面目な性格のほど友達にどう思われているかが気になります。
プライドが高い子であれば今の自分を見せたくないという考えも働くため、会いたくても会えないという感覚が強くなって当然です。
こういった状態の時に親が友達と会うように勧めたり、先生が半強制的にクラスメイトを家に行かせるのは逆効果になる可能性があります。
復学を目指す場合こういったお友達との関係をどうとりもってやるかがポイントになるケースも多いため、お子さんのアセスメントは欠かせません。
不登校中のお友達関係はあった方が良いのは間違いありませんが、そこだけに焦点を絞っても問題解決には至らないケースがほとんどなので、お子さんの状況を客観的に見ることが大切です。

繋がれないときの対策
上記のようにどうしても他のお子さんと会うことができない場合は間接的な方法についても検討してましょう。
よくあるのはお友達から手紙をもらうケースですが、先生の主導によってクラス全員に書いてもらうといった方法はお勧めできません。
クラスには仲の良い子もいればそうでない子もいます。
心配している子もいればそうでない子もいます。
そういったお子さんからのお手紙は往々にして気持ちが入っておらず、受け取った本人は必ずそれに気づきます。
「わざわざ書かせて迷惑をかけている」という感覚になる子も多いため、お手紙はあくまでお願いするのではなく、友達の自発的な意思によるものをありがたく受け取る姿勢でいましょう。
年齢によっては友達が電話や直接訪問してくれるケースもありますが、本人の拒否が強い場合はこれも極力避けるべきかと思います。
本人としては「会えるなら会ってるよ!」という感覚だからです。
「せっかく来てくれたのに」といった声掛けは追い詰めることになるので避けましょう。
私がおすすめするのはいただいた言葉や好意を親御さんが間接的に伝える方法です。
「先生からお電話があったよ。○○君がいつでも待ってるからって言ってくれたみたい」
「さっき○○ちゃんが玄関に来てプリント届けてくれたよ。今度一緒に遊びたいってさ」
といった形で受け取った言葉を親御さんの意思をいれないようできるだけフラットに伝えてみましょう。「お友達が待ってるから早く学校にいかないとね」、「遊べるようにお母さんが電話しておこうか?」といった干渉はせず伝えるだけにとどめましょう。
不登校期間中というのは家族以外とコミニュケーションを取らなくなるため、必然的に孤独感が強くなります。
世界に取り残されたような孤独は日夜心を苛み、現実から逃避するためにゲーム依存やメディア依存を併発させます。
そんな時に少しでも外との繋がりを感じられる友達の言葉はお子さんにとっての救いです。可能なら直接的に遊ぶ関係性を、難しいようであればより間接的な方法でも繋がりを保ってみましょう。
RAYの支援現場においても、それが保てている家庭と絶たれてしまった家庭では復学の難易度がかなり変わってくるため、友達関係をどうしようか悩まれているご家庭はぜひ参考にしてみてください。
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